野中源一郎氏の話しを聴く会


野中さんの話しを聞く会」。
 飲み過ぎのため家庭療養の2名を除き、前回より、倍の参加者・11人が視聴講した。スライドを150枚見せてもらう。1時間20分の中国南部・シーサンパンナの食と人参と娘さんの旅であった。
 シーサンパンナは米とお茶の発祥の地。鮒が最高のごちそう。鮒の頭しか食べない。味付けは濃厚激辛。冬虫夏草はコウモリガの幼虫から生える。一つ見つければ一月暮らせる。何千年のお茶巨木が花をつけている。田七人参 の栽培は日があたってはいけない。3年で成長する。高麗人参は20年。同じ場所に20年間栽培はできない。それに比べ田七は三年周期で、収穫栽培が可能。出回ってる○○人参茶には砒素、水銀、カドミュウムが入っている。タイ族が美人が多い。ベトナム国境の○○の少数民族の女性は肩もみ、あんまが作法として身についており、食事中でも肩もみマッサージのサービスをする。などスライドで事細かに見せていただき、参加者の一部からは「6月には往くぞ」と思いは肩もみに飛んでいるようであった。
 今夜は二次会も行かず、先に講師の源ちゃんと帰宅した。ので嫁さんが驚いていた。暮れは何かと神経も体も使い過ぎである。体を休めるに越したことはない。
 2003 / 7 / 16 ( WED )

 羽化したクマゼミ2匹とギンヤンマ2匹を窓からリリース。
 大リーグのオールスターGをやってた。イチロウ、松井、長谷川。シャンシャンシャンとクマゼミが鳴きチッ、ジーとニイニイが後を追い、わたしゃ裸でめしを喰う。
 夜、「野中さんの話しを聞く会」を”あうん”貸し切りで執り行う。以前お会いした宴席での氏の会話がおもしろくて、後日、誠ったんが、お願いしたところ、OKしていただき、今回の機を得た。聴講者7名。
 2万枚のスライドの中からセレクトした150枚をプロジェクターで壁に映しだし話しをしてくださった。室内の電気を消し、夏休みの幻灯大会や大人の怪しい空間にも見えたが、映し出される写真は、まだ見たこともない素晴らしい中国云南省の少数民族であり、お茶の木、ケシの花であり、チベットの3000メートルの大高原であり、ビールジョッキー片手に引き込まれた。
 云南省都クンミンを拠点にチベット、ミャンマー・魔のトライアングル・麻薬ルートを四駆で道なき道を毎年旅されている。決して麻薬の運び屋ではない。クンミン大学植物研究室の客員先生である。だから、お茶、麻薬に詳しい訳。ハクビシンやサソリばかりを
喰ってあるのでもなかった。
 NHK取材班もまだ入っていないようで、チベットの高原の花畑は写真でも感動ものだから、実際の現場はいかなるものか。気の早い面々は「そこへボク等もいこうと」話は意外なほ展開をみせたが、それは置いといて、兎に角「野中さんの話しを聞く会」第2弾をしてもらうようお願いして散会した。
 「こんな授業だったら、大学いったのに」とU-jiさんが言ったが、6時から11時までの長丁場も短かった。飾らず大げさでもなく、宴席の会話のごとく喋られるのが、ボク等には好感である。
 どこにでも人は暮らし生きている。その背景には自然と食と男と女ということなんだろうか。次回がたのしみである



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